お客様の声から生まれた 自家製「わんさかアンダンスー」
2023.01.25
沖縄の食卓に欠かせない食材の１つアンダンスー（油味噌）。
冷蔵庫がない時代の保存食として各家庭で作られていました。
今では小さな売店からお土産屋さんまで、いろーんな種類が並び、沖縄を代表するご飯のお供として親しまれています。
わんさか大浦パークでは以前からわんさか大浦パーク自家製でアンダンスーを作ってポーク玉子おにぎりの具として使っていました。
豚肉、味噌、砂糖というシンプルな材料で作っているのですが、絶妙な味付けにお客様から大好評。
このポー玉に使っている油味噌、売ってくれないねー？
油味噌ポー玉を食べたお客様からこんな声がたくさん寄せられるようになりました。
お客様から嬉しい声が多く寄せられ、なんとか持ち帰れる形の商品にできないかと考え商品開発がスタートしました。
調理スタッフ ひかるさん より
美味しさの秘密は地元産の「やんばる島豚あぐー」。ゴロゴロした大きめのミンチを使っていて、しっかりした食感と旨みが美味しさを引き立てています。
「やんばる島豚あぐー」はわんさか大浦パーク近くの大川集落にある我那覇畜産がこだわって育てている豚です。
我那覇畜産は沖縄のアグーを世界のあぐーへをキャッチフレーズに、エサや飼育方法にこだわった飼育や沖縄ならではのあぐーの食文化を世界に広げる活動を行っており、日本中にファンがいる畜産農家さんです。
「やんばる島豚あぐー」は在来のアグー豚をかけ合わせた豚で、アグーは様々な研究で一般的な豚肉よりも旨み成分が多いと言われています。
そんなこだわりの地元食材を使って、完成したお持ち帰りできるアンダンスーがこちら。
わんさかからオリジナルアンダンスーのお話を伺った時はとても嬉しかったです！
デザインを担当した tone design かおりさん
地域の方々の想いを乗せて地元の食材にこだわった逸品、
デザインにもそれらを表現できるよう心掛けました。
わんさかの近隣に住んでいるイラストレーターしずかさんの賑やかな雰囲気と
クスっと笑えるかわいらしいイラストがとても素敵です。
多くの方々に愛される商品になりますように。
移住者としてはなかなか馴染めなかった油味噌ポー玉。
ストア担当 あゆみさん より
わんさかのだけは、食べられたんです。
そのアンダンスーが家庭でも食べられるようになり、従業員である私自身も嬉しい商品です。1月の花と食のフェスティバルでの販売の際は、人気No. 1のはなぱんちゅん物語に並び、よく売れてとても嬉しかったです。
わんさかアンダンスーを通して、沖縄の食文化に興味を持っていただいたり、この地域の風景や関わる人たちの想いを伝えていけるよう、これからも大切に育てていきたいと思います。
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