わんさか大浦パークスタッフ紹介・仲村晋さん

2022.01.22

2021年3月で10周年を迎えたわんさか大浦パーク。
地域の方々が中心となって設立されたこの施設の取り組み
直売所やパーラー、観光事業などはスタッフが中心となって作り上げてきました。

そのスタッフについて少しずつ紹介していきたいと思います。


まずはわんさか大浦パーク勤続10年!
店頭のレジのみならず、カヤックガイドとして大活躍の仲村晋さんです。(以下、晋さんと呼びます)
晋さんにわんさか大浦パークでのお仕事について聞いてみました。

商工会より今年勤続10年表彰を受けた、仲村晋さん

元々直売所の担当として就職したんですよ。
でも農産物に関わる仕事をしていたわけじゃなかったから、野菜に関しては全くの素人。
そこから3年間、わんさか大浦パークへ出荷してくださる出荷者さんに野菜のことを教わって学んできました。


え!最初からカヤックガイドしゃなかったんですね。なぜカヤックガイドをやるようになったんですか?

前任のカヤック担当が辞めることになって、それまでカヤック体験のサポートをしていたから、やってみよう!と思って。
沖縄県のカヤックガイド協会の研修に参加して、登録してガイドをしています。
実は、 今ではお店の業務よりガイドの方が楽しくなっています。

カヤックツアーの準備をしている様子


そうだったんですね~!カヤックツアーではどんなことを大切にしていますか?

やっぱり最後に「楽しかった~!」て言ってもらえるように、と思ってやっています。
あとお客さんの写真は、毎回なるべく撮っていますね。

自分は防水ケース使ってるけど、普通のスマホはそのままだと水没する可能性があってお客様の持ち込みは推奨していないので。


撮れるときは60枚近く撮っていて、最後にお客様にデータを渡すと喜んでもらえるのが嬉しいですね。

仲村晋さんが撮影した、カヤックツアーに参加したお客様の様子

あとやっぱり子どもが喜んでくれるとやっぱり嬉しいですね。
最初はカヤックに乗るのを怖がってたのに、少し説明をしていると「はやく船に乗りたい!バナナ号にのりたい!」てなるよ。
子ども達にカヤックを身近に感じてもらいたくて、緑と黄色のカヤックは「バナナ号」、オレンジと黄色のカヤックは「マン号」と、名前を付けて呼んでます。

このカヤックは、わんさか大浦パークができて2年目の頃に地域の方から寄贈があったんです。 だからこそ、大事に使っています。

ツアー終了後の片付けの様子


わんさか大浦パークで具体的にどんな仕事をしていますか?

カヤックガイド、遊歩道ガイド、店頭のレジ、施設整備、、、何でも屋ですよ~。
自分がカヤック事業ができるのは皆さんが店頭など見ていてくれるからできています。 みんなで支え合って頑張っています。

若い職員から年齢が上の人までみんなで仲良く頑張っているところが、わんさか大浦パークの好きなところです!


わんさか大浦パークへで働いていてよかったな~と思うことは?

地域に知り合いがたくさんできたこと!
元々大川区が母親の出身地で、母親の名前を出すと、どこのだれか分かる。地元じゃないけどここが地元のような感覚です。

わんさか大浦パーク出荷者会にて司会を行う仲村晋さん(2018年)


これからこうしていきたい!と思うことは?

もっと頑張りたい!!! もっと売上伸ばしたい!!!

カヤックも頑張って、自分以外にもガイドができる後輩を育てていきたいと思っています。


晋さんは、地元の小中学生にも自然体験学習を行っていますよね。

マングローブの木は建材に、生息するカニなどは食材にと、衣食住を支えてきた自然を学んでもらう。
生徒と一緒に参加した保護者や先生方の方が驚くこともあるほど、知られていないことがたくさんあります。
地元の自然を知って愛着を持ってほしいと思っています。

以前に緑風学園のふるさと学習(自然体験学習)で一緒にカヤックをした生徒さんが、卒業してからわんさか大浦パークで「カヤックガイドのバイトがしたい!」と言ってバイトに入ってくれたことがあります。

あれはとても嬉しかったことで、その後も自然体験学習の時によくその話をしています。


晋さんとの話も尽きませんが、他のスタッフからも、晋さんについてお話しを聞いてみました。

朝のオープン準備の様子。
二人の楽しいゆんたくが伝わってきます(宮里千佳さん、仲村晋さん)

晋さんはスタッフにとても優しいんだよ。
わたしが「疲れた~」と言ったときに、晋さんも疲れてるのに「僕がやっておきますよ」と言って支えてくれてる。大黒柱みたいな存在。

店頭にいても、出荷者さんとよくコミュニケーションをとっていて、野菜のことを聞いて、勉強していたり。
出荷者さんの声をちゃんと聞いて、わんさかとしてサポートできるように考えてくれています。

わんさか大浦パークスタッフ 宮里千佳さんより
写真を撮ろうとすると、既に仲良しなお二人(仲村晋さん、宮城ひかるさん)

晋ちゃんとはね、全部で7年くらい一緒に働いてるよ。
わんさかのマスコットキャラクター!的な存在です。
スタッフからも愛されてて憎めない。一緒に楽しく働いてます。

わんさか大浦パークスタッフ 宮城ひかるさんより
わんさか大浦パークのカヤックパンフレット内で、イラストにもなっている仲村晋さん


久志地域の”交流拠点施設”であり、直売所であり、観光スポットであり、地域の方々の心の拠り所のわんさか大浦パーク。
出荷者さんや地域の方々、お客様とのつながりを大切にしているスタッフ一人ひとりの努力の積み重ねによって魅力的な場所になってるんだなぁと改めて感じました。


▼わんさか大浦パークカヤックツアーについてはこちら
https://wansaka-o.jp/experiences/kayak/