沖縄の古き良き原風景を楽しむ「フラワーフェスティバル」

2020.02.27

※2020年度のフラワーフェスティバルは新型コロナウイルスの影響で中止となりました。楽しみにしてくださっていた方は申し訳ございません。ご理解の程どうぞよろしくお願いいたします。※


ここ名護市東海岸は、沖縄県北部のやんばる(山原)と呼ばれるエリアで、沖縄でもいわゆる田舎といわれる場所。


コンビニも信号もヤシの木より高い建物もほとんどありません。

あるのは青く透き通った海に野生的な緑を放つやんばるの山々、そしてなんとも言えない「島の時間」。


勇気を出して集落の中へ飛び込んでみると、

青々としたフクギ並木に真っ赤に咲き誇るハイビスカス、守り神のシーサーや魔物除けの石敢當(いしがんとぅ)。

さらに奥の方を覗き込むと沖縄独特の瓦屋根のお家にバナナやマンゴー、

庭先にはおいしそうな南国のフルーツがたわわになっています。

人と自然、そして祈りが溶け込んだ暮らし。


このあたりでは、暮らしの中にあるごく普通の光景でも、

訪れる人にとっては見たことがないはずなのにどこか懐かしい、

古き良き「沖縄の原風景」の魅力がいっぱい。


そんな名護東海岸で、毎年3月に行われている「フラワーフェスティバル」

今年で8回目の開催です。


はじまりは8年前。この土地のことが大好きな人たちの想いから。


名護東海岸のもうひとつの魅力。それは”人”


縁もゆかりもなく名護東海岸に足を運んだ人の中にも、

ひょんなことから地元の人と繋がったことで、毎年のように訪れてくれる人たちがいます。


”バイクの故障をした時にトラックにバイクと自分を載せて修理工場まで運んでくれた”

”道に迷っていたらいろいろと助けてくれて、しまいにはご飯を御馳走になった”

”自転車で沖縄を一周中にお家に泊めてもらった”

”地元の人が飲んでいるところに声をかけたら一緒に酒盛りが始まって盛り上がった”


人それぞれ、きっかけは様々だけど、

沖縄の人特有の屈託のないほろっとした優しさにふれ、

それぞれに忘れられない心惹かれたエピソードがあるようです。


そういった出会いを経験した人は、

再びこの地域に訪れ、まるで古くからの友達のように、あるいは第二のふるさとの様に「ただいま」といって帰ってきてくれます。

それはここに暮らす人にとってもとても嬉しいこと。


”そんな心惹かれる出会いをもっともっと増やして、

訪れる人も住んでいる人も幸せって思える空間を作りたい!”

そんな想いで、ここに暮らす人たちが、

たくさんの人に訪れてもらうきっかけを作るために立ち上げたのが、

この「フラワーフェスティバル」です。

そして今年もお楽しみが盛りだくさん!!



『素敵なお庭を見学できるオープンガーデン』

オープンガーデンは今年で7回目。

最初は小さく始まったけれど、今では1000人を超える人が大切に育てられたお庭を見るのを楽しみに訪れてくれています。

お花はもちろん、趣味などを通じて庭主さんと交流を楽しむ方も。



『大浦川カヤック体験』

マングローブが生い茂る大浦川の河口でガイドと一緒にカヤックの試乗体験が出来ます。



『マングローブ&集落散策』


沖縄本島で2番目の大きさを誇る大浦川マングローブ。命のゆりかごとも言われ、小さな生き物たちがたくさん住んでいるマングローブと昔ながらの営みが残る集落をガイドと一緒に散策します。

そのほかにも、聖火リレー、紅型染め体験、採れたて野菜の直売会、昔の手仕事ワークショップ、サイクリングツアー、アートマーケットや野外映画館などワクワクするようなイベントをたくさん行います。


この場所と繋がった人がここを好きになってしまうことはそう難しいことではありません。


今までも地域交流イベントや民泊、ボランティア活動などをきっかけに地元の人と繋がって、リピーターになりファンになって、時間を見つけては何度も来てくれる人もいます。

なぜ何度も来てくれるのか?そんな問いには、「温かく迎えてくれる大好きな人がいるから」という答えが聞こえてきます。


人が人を好きになることほど、純粋で素敵なことはありません。

たとえ恋愛感情でなくても好きになれば、相手のために何かをしてあげたい、相手を幸せにしたいという感情が芽生えるものです。

その思いが時に素晴らしいアイデアや地域貢献活動となり、地域の人にポジティブな心地よい刺激を与えてくれるのです。


ある方が言っていたこんな言葉。

スキに「手」を加えると”素敵”になる。そんな素敵な関係を一緒に築いていきませんか?

皆さんのご来場をお待ちしております。


詳細は以下のわんさか大浦パークHPでCHECK!

名護東海岸 フラワーフェスティバル

【期間】令和2年3月7日〜3月29日まで

【問い合わせ】

わんさか大浦パーク(二見以北地域振興会)

〒905-2267 沖縄県名護市字大浦465-7

TEL:0980-51-9446 FAX:0980-51-9447

E-mail:ourapark@kushibb.jp  WEB:http://www.wansaka-o.jp/

※事情により、内容を変更または中止させて頂く場合がありますので、予めお電話やHPなどで確認してからご来場頂きますようよろしくお願い致します。